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山陽新聞
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「晴れの国」8月の日照時間最少 岡山/倉敷に帰省 デング熱感染か/人口減と教育対策を
岡山地方気象台によると8月の岡山県内は、日照時間が全15地点で8月の観測史上最も少なくなり、新見市千屋47・1時間(平年151・5時間)岡山市78・6時間(同207・0時間)など平年の31~49%にとどまった。
総雨量は真庭市蒜山上長田514・0ミリ(同144・4ミリ)、井原市387・0ミリ(同102・1ミリ)で8月の観測史上最多を更新。岡山市でも263・5ミリ(同87・4ミリ)を記録するなど各地で平年の4~2倍に達した。
夏の平均気温は、平年に比べ岡山市(26・1度)で0・2度、津山市(24・0度)で0・1度低かった。
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倉敷に帰省の男性 デング熱感染か
倉敷市は2日、東京都内在住で同市内の実家に帰省している20代の男子学生がデング熱に感染した疑いがあると発表した。1カ月以内の海外渡航歴はなく、8月半ばに東京・代々木公園に立ち寄っていることから、公園でウイルスを保有する蚊に刺されて感染した可能性が高いという。
同市保健所によると、学生は8月24日に発熱などの症状が出て25日に都内の医院を受診したが、原因が分からないまま26日に帰省。同日、倉敷市内の病院を受診したところ、ウイルス感染症の疑いがあるとして市内の別の病院を紹介され29日に入院した。今月1日になって8月14~17日のいずれかに代々木公園内を通ったことが判明、簡易な血液検査で陽性反応が出た。現在も入院中だが快方に向かっている。
同市保健所は2日、国立感染症研究所(東京)に確定検査を依頼した。判明時期は未定。
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人口減と教育対策を 岡山県市長会が提言書
県市長会(会長・黒田晋玉野市長)は1日、人口減少や教育問題など県の重要施策について、さらに積極的な取り組みを伊原木隆太知事と竹井千庫教育長に求める11項目の提言書を提出した。
提言の中で、市長会は県内14市町村が消滅する可能性があるとされる民間団体の将来人口試算に触れ、「非常事態に直面しており、実効性ある対策を」と要望。伊原木知事は「要望を地域住民の要望ととらえ、対策を進めていきたい」と応じた。
また、教職員配置などの充実について要望を受けた竹井教育長は「全国学力テストでは、中3で残念な結果だった。落ち着いて授業ができない学級環境を改善しなければ」と、市長会へ協力を求めた。
黒田会長は「学力テストの結果は一喜一憂すべきでない。施策を転換しているところならば、必ず結果が出ると信念を持って、引き続き取り組んでいってほしい」とエールを送った。
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秋田・福井「学力テスト1位」もたらす持ち家率の効果と限界
今年も上位の顔ぶれは変わらなかった。2014年の全国学力テスト結果によれば「国語A、B」「数学A、B」の4科目のうち、小学6年生はすべて秋田が1位。中学3年生も1科目で秋田がトップ、その他3科目は福井が1位だった。2007年のテスト開始以来、両県はいつもトップ争いを続けている。
秋田や福井の成績がいい理由として「少人数学級」「探求型の授業」などが指摘されることが多い。が、その手法は今や様々な自治体が真似している。なぜ首位は動かないのか。
教育関係者の間で「顕著な連関が見られる」といわれるのが持ち家比率だ。
全国平均は62%。それに対し1位は富山80%、2位秋田78%。以下、山形と福井77%と続く。このうち山形こそ学力テストの結果は全体で17位と「中の上」だが、富山は小学生3科目、中学生全科目で上位5位以内にランクインしている。
ちなみに三世代世帯の割合も秋田16%、福井17%と全国平均(7%)より圧倒的に高い。秋田大学教育文化学部の阿部昇教授が語る。
「秋田の強みは学校や地域との連携を大事にしながら学力向上に取り組んでいることです。PTAや自治会にアプローチして、地域のつながり作りに力を注いでいるケースもあります」
父母だけでなく祖父母、地域の人々が小中学生の勉強をサポートする環境が成績向上につながっているようだ。
ということは、移住して秋田の学校に行ったからといって簡単に成績が上がるわけではないことがわかる。大学進学率は福井16位、秋田37位と小中学生の学力がそのまま活かされているともいえない。所得格差なども背景にあるとされる。
「学力テスト対策」はできる可能性があるが、それだけでは教育問題は解決できないことも間違いない。
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秋田・福井の人口減は? いかに?
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