2015年03月25日

岡山市と県警 社会実験で大筋合意 / 岡山市基本政策審議会が本格議論

岡山市と県警 社会実験で大筋合意 / 岡山市基本政策審議会が本格議論

世界で最も住みやすい都市ランキング
「富裕国で人口密度の低い中規模サイズの都市が、比較的生活しやすいという傾向が示された。」
【世界安全な都市ランキングTOP50】
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日本で「最も住みやすい都市・安全な都市」をめざせ! もんげー岡山 都市宣言!

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岡山市と県警 社会実験で大筋合意

 岡山市の大森雅夫市長は24日の記者会見で、市中心部の県庁通りなどで5月3、4日に実施する意向を表明していた歩行者優先の交通社会実験について「岡山県警と大筋合意した」と発表した。沿道にイベント会場を設け、スタンプラリーで周遊を促す。
 実験は両日とも午前11時~午後5時、県庁通りの市役所筋と柳川筋に挟まれた600メートル区間で実施する。車線規制はせず、歩道にプランターを置いて自転車の走行自粛を呼び掛ける。両備ホールディングス旧本社(同市北区錦町)などでは音楽イベントを開く。イベント会場を巡るスタンプラリーも計画している。
 4日正午~午後4時には西川緑道公園筋でも実験をする。桃太郎大通り南の桶屋橋と県庁通りの間の300メートル区間を歩行者天国にし、オープンカフェを設ける。
 市長は「交通状況を検証し、秋には車線規制を伴う形で再度、社会実験をできれば」と述べた。
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岡山市基本政策審議会が本格議論

岡山市の新総合計画(2016~25年度)を検討する市基本政策審議会の第2回会合が24日、市役所で開かれ、計画作りに向けた本格的な議論に入った。20年をピークに市の人口が減少局面に入るとした市独自の推計を踏まえ、少子化対策や定住促進策をテーマに意見を交わした。
 大学教授、企業や市民団体の代表ら委員15人のうち12人が出席。事務局の市政策企画課が、女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が岡山市では1・48(13年)にとどまっていることや、11年の東日本大震災以降、市への転入者が転出者を上回る状況が続き、年齢別では18~23歳の転入が多いことなどを説明した。
 委員は意見交換で、少子化対策について「子育てにかかる経済的な負担から出産を諦めるケースもあり、まずは負担を軽減すべきだ」「男性が育児参加しやすくなるように育休の一定期間を男性に割り当てる制度を導入してはどうか」などと述べた。
 定住促進に向けては、現在も多い大学生世代の転入を進めることが必要との指摘が相次ぎ「市と大学が手を組んで県外でPRしてほしい」「卒業後に岡山に残ってもらえるように企業を誘致すべきだ」と求めた。
 新総合計画は、10年間の長期構想と5年ごとの中期計画で構成する方針。審議会は今後、月1回程度の議論を重ね、11月に長期構想案を市に答申する予定。
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世界で最も住みやすい都市ランキング、1位は豪メルボルン

【8月25日 Relaxnews】 英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit、EIU)」が発表した「世界の都市の住みやすさ」ランキング最新版で、カナダとオーストラリアの都市が上位につけた。豪メルボルン(Melbourne)は4年連続で1位に輝いた。

同調査は、世界中の140の都市を安定度、保健医療、文化・環境、教育、インフラの5つのカテゴリーで評価。メルボルンは保健医療や教育などのカテゴリーで100点満点を獲得した。

また同調査では、富裕国で人口密度の低い中規模サイズの都市が、比較的生活しやすいという傾向が示された。

一方、最も住みにくい都市という評価を受けたのは、シリアのダマスカス(Damascus)で、バングラデシュのダッカ(Dhaka)とパプアニューギニアのポートモレスビー(Port Moresby)が続いた。

■2014年版 住みやすい都市ランキング トップ10

1. メルボルン(豪)
2. ウィーン(Vienna、オーストリア)
3. バンクーバー(Vancouver、加)
4. トロント(Toronto、加)
5. アデレード(Adelaide、豪)
6. カルガリー(Calgary、加)
7. シドニー(Sydney、豪)
8. ヘルシンキ(Helsinki、フィランド)
9. パース(Perth、豪)
10. オークランド(Auckland、ニュージーランド)

(c)Relaxnews/AFPBB News
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世界安全な都市ランキング50が発表!! 総合1位は東京! 大阪が3位という結果 / 治安と医療では大阪が東京を抑える

よく、日本は世界的に見て安全な国だと言われることはある。その “安全” は、治安面だったり、医療の安全性だったり様々だが、日本にいるといまいちピンと来ないかもしれない。そこで、今回はある興味深い調査結果を紹介したいと思う。

それは英国雑誌『エコノミスト』による「世界安全な都市ランキング50」。複数の観点から、世界50都市の安全性を評価、ランキング化したものだ。そのランキングで、東京が堂々の1位、そして大阪も3位になるという結果が発表されたのである。

・世界の50都市を対象にしたランキング

このランキングは、世界50都市を以下の4項目から評価し、総合したものだ。

まず、個人情報の盗難やデジタルセキュリティの質などを評価する「サイバーセキュリティ」。予測される市民の平均寿命と人口に対する病院のベッド数などから導き出した「医療・健康環境の安全性」。

自然災害での死者数や道路の品質などを見る「インフラの安全性」、そして暴力事件の件数や犯罪対策を評価する「個人の安全性」である。

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・東京が1位! 大阪が3位に!!

日本からは、東京と大阪が評価の対象として挙げられた。そしてランキング結果を見てみると……なんと東京が総合ランキングで1位に!! つづいて2位がシンガポール、そして3位に大阪がランクインしたのだ。

東京が1位となったのは、各項目ですべてトップ10入りしているだけでなく、「サイバーセキュリティ」で、2位のシンガポールに3ポイント以上の差をつけて1位に輝いたのが効いているよう。大阪も全ての項目でトップ10入りし、「医療・健康環境の安全性」と「個人の安全性」では東京をしのいだが、他の項目で東京に大差をつけられてしまった。

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・多様化する “安全性”

かつて、“安全性” という言葉を聞くと、真っ先に浮かぶのが「治安」だった。しかし治安に当たる「個人の安全性」で5位の台北、6位の香港は、総合ではそれぞれ13位と11位だ。上位25都市に入っているものの、総合ランキングだけ見るとずいぶんと印象が違う。

ひとくちに “安全性” と言っても、見る観点から変わってくるものだなぁと感じはしないだろうか? そのなかで総合的に高い評価を受けるというのは、なかなか難しいことだろう。そんな都市が日本にあることを、ちょっとありがたく感じてしまった。

なお詳細のデータは『エコノミスト』の英語版、ダイジェスト版が日本語でも公開されているので、旅行や移住を検討されている人は参考にしてみても良いかもしれない。

【世界安全な都市ランキングTOP50】

1. 東京(日本)
2. シンガポール(シンガポール)
3. 大阪(日本)
4. ストックホルム(スウェーデン)
5. アムステルダム(オランダ)
6. シドニー(オーストラリア)
7. チューリッヒ(スイス)
8. トロント(カナダ)
9. メルボルン(オーストラリア)
10. ニューヨーク(アメリカ)

11. 香港(香港特別行政区)
12. サンフランシスコ(アメリカ)
13. 台北(台湾)
14. モントリオール(カナダ)
15. バルセロナ(スペイン)
16. シカゴ(アメリカ)
17. ロサンゼルス(アメリカ)
18. ロンドン(イギリス)
19. ワシントンD.C.(アメリカ)
20. フランクフルト(ドイツ)

21. マドリード(スペイン)
22. ブリュッセル(ベルギー)
23. パリ(フランス)
24. ソウル(韓国)
25. アブダビ(アラブ首長国連邦)
26. ミラノ(イタリア)
27. ローマ(イタリア)
28. サンティアゴ(チリ)
29. ドーハ(カタール)
30. 上海(中国)

31. ブエノスアイレス(アルゼンチン)
32. 深セン(中国)
33. リマ(ペルー)
34. 天津(中国)
35. リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)
36. クウェートシティ(クウェート)
37. 北京(中国)
38. 広州(中国)
39. バンコク(タイ)
40. サンパウロ(ブラジル)

41. イスタンブール(トルコ)
42. デリー(インド)
43. モスクワ(ロシア)
44. ムンバイ(インド)
45. メキシコシティ(メキシコ)
46. リヤド(サウジアラビア)
47. ヨハネスブルグ(南アフリカ)
48. ホーチミンシティ(ベトナム)
49. テヘラン(イラン)
50. ジャカルタ(インドネシア)
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路面電車岡山駅乗り入れ 3類型に

路面電車岡山駅乗り入れ 3類型に
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岡山市中心部を走る路面電車のJR岡山駅東口広場への乗り入れ検討で、同市は24日、1月に示した12パターンの具体案から採用案を「平面乗り入れ」「歩行者デッキ設置・直線形」「同・円形」の3類型に絞り込んだ。今年秋をめどに1案に決める方針。
 平面乗り入れは、現在の岡山駅前電停から軌道を延ばし、市道(市役所筋)を横切る形で広場に入る。歩行者デッキ設置・直線形は、JR岡山駅2階の東西連絡通路から歩行者デッキを延ばして駅前電停と結ぶ。同・円形も同様に歩行者デッキでJR駅と電停をつなぐが、デッキを円形にし、駅前交差点の4方向に上り下りできるようにする。
 12パターンの具体案は「平面」「歩行者デッキ設置」と「高架乗り入れ」「地下乗り入れ」の大まかに4方式があり、軌道やデッキの敷設ルートなどが異なる。デッキ設置のうち3パターンは、駅舎とデッキの接続位置がわずかに違うのみであることから一つの類型としてまとめた。
 市は内部での検討で、JRとの乗り換え距離などを点数化。20点満点で各パターンを評価した。最も得点が高かったのはデッキ・直線形(16点)。桃太郎大通りの南北歩道も結ぶことから一帯の回遊性が向上するとした。2位はデッキ・円形(14点)で、直線形と同様の利点があるが、乗り換え距離が現状より長くなる点が減点された。3位の平面(12点)は、乗り換え距離が短いものの、広場内の歩行者動線が狭くなると指摘された。
 市はこの日、市内で開いた乗り入れの調査検討会(座長・阿部宏史岡山大副学長)で、評価結果を公表した。委員からは今後の絞り込みについて「広く市民の意見を聞く場を設けて参考にしてほしい」「費用対効果を重視すべきだ」といった意見があった。

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イオン、純利益23%減 15年2月期、総合スーパー苦戦

イオンは23日、2015年2月期の連結純利益が前の期比23%減の350億円になったと発表した。5%増の480億円としていた従来予想から一転、減益となった。増税後の消費マインドの低迷や競争激化で総合スーパー(GMS)事業などが苦戦した。

 売上高にあたる営業収益は9%増の7兆円と従来予想通りだった。営業利益は18%減の1400億円。13年8月に連結子会社化したダイエーの業績がフルに加わり増収を確保したが、総合スーパーの中核子会社イオンリテールでは衣料品や食品を中心に売上高、粗利益ともに計画を下回った。

 ダイエーも利益面では苦戦しており、総合スーパー事業の部門営業利益は期初計画の479億円を下回り、数十億円程度の赤字(前の期は350億円の黒字)になったもよう。食品中心のスーパーマーケット事業もドラッグストアなどとの業態をこえた競争激化や人手不足が響き苦戦した。

 一方、総合金融事業はカード会員の増加やキャッシングの利用増で好調だったほか、デベロッパー事業も「イオンモール岡山」(岡山市)など国内7カ所でショッピングセンターを出店した効果で堅調だった。

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岡山大医学部地域枠1期生卒業へ / 岡山県立大で469人卒業

岡山大医学部地域枠1期生卒業へ
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地域医療を担う人材の育成を目的に、岡山県が岡山大医学部に設けた「地域枠」の1期生4人が24日、県庁で伊原木隆太知事と懇談、25日の卒業を控え、抱負を語った。
 4人は梶谷聡さん(25)=岡山市、木浦賢彦さん(25)=同、山本高史さん(24)=倉敷市、脇地一生さん(38)=岡山市。
 知事を前に、梶谷さんは「どんな患者さんでも診られる医師になりたい」、木浦さんは「後輩のよき手本となれるよう精進したい」と決意表明。山本さんは「地域実習で刺激を受けた。精いっぱい頑張る」、脇地さんは「人々に求められ、支えられているのが地域医療。一生懸命尽力したい」と意欲を見せた。
 梶谷さん、木浦さんは岡山赤十字病院、山本さんは国立病院機構岡山医療センター、脇地さんは岡山大病院で4月から2年間、それぞれ臨床研修を積むことが決まっている。知事は「今の思いを忘れず、頑張ってほしい」と激励した。
 地域枠は2009年度開設。1人当たり年間240万円の奨学金を6年間給付し、卒業後、県指定の医療機関に9年間勤務すれば返還を免除する。広島大医学部には「ふるさと枠」も設けており、15年度は地域枠に7人、ふるさと枠に2人が入学予定。

岡山県立大で469人卒業

岡山県立大(総社市窪木)で24日、卒業式が開かれ、3学部と大学院の計469人が、希望を胸にキャンパスを後にした。
 辻英明学長が各学科、研究科の代表14人に学位記を授与。聖人の体得した真理は言葉や文章で伝え尽くせないことを意味する「古人の糟粕(そうはく)」を引き合いに「学んだ知識や理論を生かすため、能力、人間性を鍛えてほしい」と激励した。
 卒業生を代表しデザイン学部の黒木真名さん(22)が「仲間たちとの出会いや4年間の喜びと苦労は人生の糧。目標に向かって前に進んでいく」と決意を述べた。
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<東日本大震災>「福島・南相馬に関心を」 観光協会・藤岡さん、倉敷音楽祭で現状アピール /岡山

<東日本大震災>「福島・南相馬に関心を」 観光協会・藤岡さん、倉敷音楽祭で現状アピール /岡山
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東日本大震災の被災地の現状を伝えようと活動する福島県南相馬市出身の短大生、藤岡由伊さん(19)=仙台市=が今月7、8両日、倉敷市を訪れた。藤岡さんは中学3年生で被災。地元観光協会のスタッフなどを務めながら全国を回り、「東北に関心を」と呼び掛けている。

 藤岡さんが訪れたのは倉敷市であった「倉敷音楽祭」。美観地区や周辺を会場とする音楽のイベントで、今年は岩手、宮城、福島からのゲストが伝統芸能を披露した。藤岡さんは南相馬観光協会のキャンペーンスタッフとして、物販コーナーで地元名産物などを販売。伝統行事「相馬野馬追」の衣装を着てPRし、「漬物やお菓子は完売。展示写真に興味を持ってくれる人もいる」と笑顔を見せた。

 2011年3月11日は、中学校の卒業式の日だった。自宅は東京電力福島第1原発から30キロ圏内にあり、15日に屋内退避指示、25日に自主避難要請が出された。家族と福島市内の高校の体育館に1カ月、同市内の旅館に1週間、避難した。その後、半年ほど相馬市の祖母宅から同市内の高校に通ったが、弟や妹の希望で自宅に戻った。

 高校の演劇部で震災をテーマに創作劇を作ったことが、震災を伝える活動をするきっかけとなったという。原発事故を経験した自分たちの怒りや葛藤をストレートに表現した作品が反響を呼び、全国各地で公演を重ねた。「地元のためにできることを続けたい」と、仙台青葉学院短大(仙台市)に進学した現在も、復興のための人材育成にと、宮城県内の大学や自治体が連携して開いた「復興大学」で受講したり、東北で活動する学生を取材・紹介する「AIMプロジェクト」にも取り組む。

 藤岡さんは「震災で(自分は)変わったと思う。よく『行動的になったね』と言われます」と話す。行く先々での人との出会いが糧になる。倉敷音楽祭では「東北に行ったよ」と声をかけられた。「関心は薄れていない。うれしいです」

 「復旧は進んでいるけど、復興はまだ」と感じる。地元では、震災で建設が中断していた常磐道が開通するといった変化はあるが、避難した若い世代が戻らず、街には高齢者の姿が目立つ。一方、短大では避難訓練に真剣に取り組まない学生を目にし、「少しでも身につけておいた方が役立つのに」ともどかしく思うこともあった。

 「もう4年というより、まだ4年。まだまだこれからです」。今後も各地を巡り、伝え続けていく。

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