岡山地方気象台は28日、岡山市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年(29日)より1日早く、昨年と同じ。1週間ほどで満開になる見込みという。
午前10時ごろ、同市の後楽園内にある標本木で、開花の基準となる5輪以上咲いた状態を同気象台職員が確認した。標本木の周りのソメイヨシノでも、淡いピンクの花がほころび始めている。
大阪市から同園を訪れていた夫婦は「春が来たという感じ。満開の桜と庭園の景色はきっと美しいでしょうね」と話していた。
岡山県内はここ数日、気温が平年より低い日が続いたが、この日の岡山市の気温は正午現在、18・7度まで上昇。同気象台によると、向こう1週間は雨の日もあるものの、気温は高い日が続くため開花が進む見通し。

<桜>開花 後楽園で確認 /岡山
岡山地方気象台は28日、桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。午前10時ごろ、北区の岡山後楽園にある標本木で5~6輪が咲いているのを確認した。
同園内では既に多くの桜の木が標本木より早く花を咲かせている。好天に恵まれたこの日、同園は桜を眺めながら歩く人や、お弁当を広げる家族連れらでにぎわった。
園内の桜は1週間ほどで満開になるという。