2015年03月31日

開発リーダーは26歳=軽スポーツ車「S660」―ホンダ 岡山県井原市出身

開発リーダーは26歳=軽スポーツ車「S660」―ホンダ 岡山県井原市出身
「醍醐桜まつり」 夜.jpg


若者の活躍は素晴らしい! 
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ホンダは軽自動車のオープンスポーツカー「S660」を4月2日に発売する。1990年代の「ビート」以来19年ぶりに軽のオープンカーを復活させる一大プロジェクトを率いたのは、研究開発子会社の本田技術研究所に勤める椋本陵さん(26)。若者の車離れが叫ばれて久しい中、異例の抜てきで若者のつなぎ止めを託した。

 30日、ホンダが東京都内の本社で開いたS660の発表会。峯川尚専務執行役員は「ホンダの歴史の中で最も若い開発責任者だ」と、椋本さんを紹介した。

 岡山県井原市出身の椋本さんは高校卒業後、2007年に入社。10年に研究所が行った企画の社内公募で、「肩の力を抜いて走れる車を造りたい」と「ゆるスポ(ゆるいスポーツカー)」を提案。約400に及ぶ提案の中からグランプリに選ばれた。11年、事業化を決めたホンダは、提案者の椋本さんを責任者に指名。開発チームには20~30代中心の若手メンバーを集めた。

 新型車の開発責任者はエンジニアの花形。椋本さんは指名された時のことを「まじか、と思った」と振り返る。チーム発足直後には、東日本大震災が発生し、栃木県の研究開発拠点も被災した。作業場の確保にも苦労する日々が続いたが、ホンダの社風と言われる「ワイガヤ(ワイワイガヤガヤ)」の議論を通して、アイデアを煮詰めていった。

 こだわったのは、人目を引くデザインと人と車が一体となって走る感覚だ。椋本さんは「車離れが言われるわれわれ世代から、『車って楽しいんだぜ』というメッセージを世の中にストレートに発信したい」と、車に込めた思いを語る。 
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