岡山市内の百貨店2店で24日、地域の特産品を販売するイベントがそれぞれ始まった。いずれも岡山県内の逸品を紹介しようと初めての企画。地元ならではの食品や工芸品をそろえ、集客増にもつなげる。
■衣料や工芸品、スイーツ600点-岡山高島屋

岡山高島屋(岡山市北区本町)は衣料や伝統工芸品、スイーツなどを集めた「おかやまmonoがたり」をスタートした。5月6日まで。
8階催会場で30社・団体が、県郷土伝統的工芸品の烏城紬(つむぎ)や撫川うちわ(いずれも岡山市)、横野和紙(津山市)など計約600種類を販売。ビッグジョン(倉敷市)のジーンズやタケヤリ(同)の倉敷帆布製バッグのほか、プリンといった菓子も並ぶ。
土日、祝日を中心にそうめんの手延べや紙すきなども体験できる。岡山高島屋は「よく知られた商品だけでなく、隠れた岡山の名品も発信していきたい」としている。
■笠岡、鏡野の道の駅“誘致”-天満屋岡山店

( 岡山 天満屋 美人 スケッチ サポーター)
天満屋岡山店(岡山市北区表町)は「出張~てんまや道の駅~」と銘打ち、県内2カ所の道の駅を25日までの2日間限定で“誘致”。食品を中心に現地でしか買えない商品も販売している。
6階みどりの広場に「笠岡ベイファーム」(笠岡市)と「奥津温泉」(鏡野町)が売り場を特設。笠岡はシャコを丸ごと使った丸天、キウイジャム、奥津は葉ワサビのしょうゆ漬け、川魚の塩焼きなど計約100種類を扱う。
「商品を楽しんでもらうとともに、各地の魅力をPRし地域活性化にもつなげたい」と同店。今後も他の道の駅と連携し、数カ月に1度のペースで同様の催しを開く予定。
/////
岡山2百貨店に県内の逸品大集合 岡山高島屋 と 天満屋岡山店
/////