
( 担任の先生 スケッチ 美人? )
岡山県内の多くの小中学校で7日、始業式が行われ、児童や生徒がそれぞれの目標を胸に新学年のスタートを切った。
岡山市立平福小(南区平福)では体育館で式があり、2~6年生526人が出席。西岡里江校長が「いろいろなことにチャレンジし、自分や友達、学校、地域の良いところを発見していきましょう」とあいさつ。児童を代表し、6年の田中広大君(11)と田辺太陽君(11)が「最高学年としての自覚を持ち、リーダーとして頑張る」と新しい学年に臨む決意を述べた。
式の後、児童は各教室に移動。3年B組では新しいクラスメートと言葉を交わしたり、担任教諭から新しい教科書を受け取ったりした。同組の女子児童(8)は「クラスの全員と早く仲良くなりたい」と話した。
岡山県内ではこの日、岡山、倉敷、津山市など17市町村の公立428小中学校が始業式を開いた。笠岡、総社市などの126校は6日に行った。
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新学期 地域ぐるみで子ども守ろう
入学や新学期に合わせ、地域ぐるみで子どもを犯罪から守ろうと、岡山県や県教委、県警、学生の防犯ボランティアが7日朝、JR岡山駅前東口広場で街頭啓発活動を行った。
関係機関の職員、岡山大、就実大、岡山商科大、山陽学園大の学生計約40人が参加。「子どもの安全確保に協力をお願いします」と駅利用者に呼び掛け、散歩や買い物といった生活の中で、目配りや声掛けの協力を求めるちらしやクリアファイルを千セット配った。
県警によると、2014年、高校生以下の子どもが被害に遭った犯罪や付きまといの事案は1145件で13年より30件増加。今年も3月末現在で217件発生している。
山陽学園大2年の女子学生(19)は「地域全体で子どもを見守る雰囲気づくりが大事。あいさつなど機会があれば積極的に行動したい」と話していた。
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岡山県内428小中で始業式
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