「ぼたん寺」として知られる津山市院庄の清眼寺(阿形良崇住職)で27日、恒例のぼたん祭りが始まり、色とりどりの大輪が参拝者らを魅了している。
境内では直径25センチほどの白い花をつけた「島根白雁(はくがん)」や紫色のグラデーションが鮮やかな「大藤錦」など100種300株のボタンを栽培。津山市の女性(56)は「ふんわりとした花びらがはかなげで美しい。見ているだけで癒やされる」と話した。
今年は例年より10日ほど早い4月15日ごろに開花。連日の陽気で満開を迎えており、5月初めまで楽しめそう。
////
津山・清眼寺で「ぼたん祭り」 岡山
////
祭りは5月6日まで。甘茶や菓子の接待、苗木販売を行うほか、3日は午前10時半からオカリナやベトナム琴の演奏会、同11時からボタンの栽培講座がある。問い合わせは清眼寺(0868ー28-1237)。